今日は本当に不思議な日だった。
前日はまったく眠れず、為替の運用が上手くいかなかったことが原因で徹夜のまま朝を迎えた。それでも朝のルーティンを終わらせ、朝食を買っていなかったので、先日の勉強会で余った菓子パンを食べることにした。
「最初の食事が菓子パンか……血糖値が爆上がりだなぁ」とつぶやきながら食べていたら、案の定、一気に眠気が襲ってきてそのまま寝てしまった。
気がつくとベッドにいて、天井に蜘蛛が這っているように見えた。「え?どこから入ってきた?」と思いながら目で追っていたら消えてしまい、「何だったんだ?」と不思議に感じた。そのまままた眠ってしまった。
どれくらい時間が経ったのか分からない。右耳のあたりで、子どもの声のような、女の子のような声がした。
「ねぇねぇ、起きてよぉ」
その声で目が覚めた。「誰だ?なんだ?」と思いながらスマホを見ても何も通知はない。おかしいなと思って少しぼーっとしていたら、知り合いからLINEが入っていた。最初は着信だったが、最近は電話に出ないようにしていた。
LINEの内容は、仲良くしていた女性の一人娘が亡くなったという連絡だった。
彼女との思い出
2020年頃、元の組織で一緒に働いていた女性(シングルマザー)の娘ちゃん。当時15歳くらいで、リストカットをしてしまうような繊細な子だった。何度か会っただけだが、僕は彼女を可愛がっていた。
その後18歳くらいで急に結婚したらしく、人生が荒れていたのかもしれない。大人しい印象の子だったが、心の中では言えない苦しさを抱えていたのだろう。
亡くなった原因を聞くと、旦那さん――彼女にとっては「お父さん」になる人――が亡くなった時と同じように、ベッドの中で冷たくなって見つかったらしい。薬をやっていたようで、内臓が弱っていたのもあったという。
たった数回しか会っていない僕に、最後の挨拶に来たのだろうか。 あの「ねぇねぇ、起きてよぉ」という声は、あの子の声だったのだろうか。
若い女の子が亡くなるというのは、本当に胸が苦しい。きっと言えない辛さがあったんだと思う。
玄関で線香を焚いた
訃報を聞いてから、スーパーに行って大福とビールを買ってきた。玄関で線香を焚き、お供えをした。
今なら21歳くらいだと思うから、グラスにビールを注いで「きっと大人になってたんだから、僕にお酌でもしなさい」と声をかけた。 きっと「ビールと大福なんて私の好きなのじゃない」と膨れているだろうなと思いながら。
僕は娘が欲しかったから、余計に胸が締め付けられる。 これは今の僕にできる、精一杯の手向けだった。
今日という日の意味
何もできない自分が悔しい気持ちもある。 でも、成功して、もう二度と誰かが苦しむような状況を作らないようにしたい。 娘ちゃんの気持ちも背負って、前に進むしかない。
神様、いつもありがとうございます。 明日も生存する。
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