靴を磨くこと

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革靴を無性に磨きたくなる時。

毎日暑い日が続いていて、なにもかもやりたくないと思う瞬間が多い。 特に他人軸で“待ち”の姿勢になっていると、心がそわそわして落ち着かない。 今も自己を律しながら、なんとか平常心を保とうとしている。

そんな時、ふと革靴を磨きたくなる。 玄関に座って、一人で黙々と磨いていると、無心になれる。

僕は革靴に声をかける。

「いつも僕の足元、土台を守ってくれて本当にありがとう。今日はゆっくり休んでね。」

汚れ落としのクリームを塗ってブラッシング。 次に栄養クリームを塗ってまたブラッシング。 そして全体を丁寧に磨き上げる。

特にチップの部分、つまり先端をピッカピカにするのが大好きだ。 徹底的に磨き上げていく。

最後にウエットティッシュで靴底を拭き、下駄箱へ収納。 その流れでスニーカーも拭き上げるけれど、スニーカーは汚れ落としが難しい。 正直、洗った方が早い。

そのあと玄関の床のタイルを拭き上げる。 全部で1時間くらいだろうか。 集中していると、次のことを考えたり、心がリセットされていく。 この時間がとても心地よい。

スーツを着て戦場に一緒に行く革靴を、ゆっくり休ませて次の戦いに備える。 僕は本来、新しい革靴にどんどん切り替えていく派だけど、買わない時期はとにかく丁寧に磨く。 目安はかかとの減り具合。そろそろ切り替え時期かもしれない。

この夏までは一緒に乗り越えてほしいと思いながら、今日もこの時間を楽しんでいる。

神様、いつもありがとうございます。 明日も生存する。

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