毎月続けている習慣のひとつに「朔日参り」がある。仲間と必ず行っている大切な行事だ。 ただ、今月は一緒に参拝することができなかった。前日から不動産の残置物処理に追われていて、その対応が早朝まで続いていたからだ。
時間配分としてはギリギリ合流できる可能性もあった。 しかし、予想外のたらい回しが続き、気づけば「間に合うか…?」という感覚になっていた。
すべての処理が終わって時計を見ると、まだ集合場所に行ける時間だった。 以前の僕なら、何が何でも仲間と合流して「今月も頑張るぞ!」と血気盛んに参拝していただろう。
でも、今の僕は違った。 仲間の参拝は仲間に任せて、僕は僕の自分軸で行動した。 近所の神社に一人でゆっくり参拝することにした。
人気の神社なのに、誰もいない不思議な時間
訪れてみると、意外なことが起きていた。 この地域では有名な神社なのに、まったく人がいない。
「え?今日って一日だよね?」 時間は13時頃だったが、普段の朔日参りなら平日でも参拝客が多いはずだ。
不思議だなと思いながら、本殿と奥宮をゆっくり参拝した。 風が頬を撫でるように静かで、まるで「今日は一人で来るのが正解だったよ」と言われているような感覚だった。
7万円の経費が教えてくれたこと
参拝後、早朝から電話と現場対応でぐったりしていたので、近くの喫茶店へ。 味は普通だが、コーヒーが専門的で美味しい場所だ。そこで経費計算と報告書をまとめた。
今回かかった経費は約7万円。 正直、今の僕には痛すぎる金額だ。
ただ、もし業者に丸投げしていたら10万円は超えていたかもしれない。 時間をお金で買うことはもちろん必要だし、その考え方は重要だ。
しかし今回の一連の流れで、世の中の不条理をまざまざと体感した。
- ゴミ問題
- 不法投棄
- メーカーの体質
- 大企業のコンプライアンス
- 行政の良し悪し
- 中小企業の在り方
これらが一気に目の前に現れた。 社長の思いとは裏腹に組織が腐敗していく根本。 それを“7万円で学んだ”という感覚だった。
行政が最初に一本筋道を作ってマニュアル化するだけで、現代日本の問題は少し変わる。 そう強く感じた。
教育の差が、企業の未来を決める
今回関わったメーカーの対応は正直、最悪だった。 技術者や経営陣が命を削って築いてきた伝統が、窓口の未熟な対応ひとつで台無しになる。
あとから業界シェアを調べて納得した。 「あぁ…そりゃそうだよね。あの対応なら仕方ない。」
結局は教育。 どの分野でも絶対的に必要なのは、上司から部下、先輩から後輩へのリスペクトと伝達だ。 その点、大手企業の教育体制は圧倒的だった。
だからこそ、今僕らのチームが掲げている志が、どれほど崇高で凄まじい挑戦なのか。 別角度から深く理解できた。
成功体験がないから不安で足が止まりそうになる。 それでも前に進むために、今日も神様に力を貸していただく。
神様、いつもありがとうございます。 明日も生存する。
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