もっと上、もっと上と生きてきた僕の人生と今

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子どものころから、
僕の人生は「もっと上へ、もっと上へ」と進んできた気がする。
何をやっても、どこかで「まだ足りない」と感じていた。
大人になるにつれて、その気持ちはどんどん強くなっていった。

勤めていた頃、
周囲から褒められても「このくらい普通でしょ?」って思ってた。
でも心の中では、「もっと上に行きたい」「いや、行かないと」って焦ってた。
その結果、案の定、体を壊した。

それでも諦めきれず、自分で起業した。
やりたいことがあったわけではなくて今はこれしかできないのかな、、、って
感覚だった。でも、こうも思っていた、絶対に上手くはいかない。何か他にもやらないと。。
どこかで舵を切り始めないと、、って。でも気が付かなくなっていた。そうなんだ、
少しだけうまくいったりしたし、何よりも猛烈に忙しかった。
人間関係でボロボロにもなっていた。
うまくいかなくても、なぜか「もっと上に行きたい」「行かないと」って思ってた。
そしてまた、案の定、愛車をはじめ、いろんなものを失った。

「これが最後」と思って関わった仕事では、考える余裕もないほど忙しくなった。
立場が上がるにつれて、責任も重くなり、心も体も限界に近づいていた。
周りは持ち上げてくる。仕方なしに答える。相手に対して良かれと思ったこと、
数えきれないほどやってきた。だんだんその優しさが足元をすくわれるようになった。
それでも「まだ行ける」「行かないとならない」と自分を追い込んでいた。

眠くて眠くて仕方ないときですら、
寝ずに歯を食いしばって頑張っていた。
休むことができなかった。
高速道路で、1年に何度タイヤがバーストしただろう?
「こんなにパンクする?」ってくらい、何度も何度も。
車の出費も年間100万円を超えていたと思う。

今思えば、あの時、愛車は教えてくれていたんだ。
「その道はもう違うよ。行っちゃだめだよ」って。
身を削って、僕に伝えようとしてくれていたんだ。
でも、僕は気づけなかった。
そして、ついに僕自身が体を壊してしまった。限界だった。

今は亡き愛車が、あのとき教えてくれていたんだと思う。

でも、今の僕は少し変わった。
小さな成果を喜べるようになった。
たとえば、1週間で5キロ痩せたこと。体調がよくなったこと。
スタバやマクドナルドでお得なクーポンが当たったこと。
宝くじが300円プラスになったこと。

そんな小さなことが、今の僕にはとても嬉しい。

若い彼女との会話から感じたこと

最近、若い女の子と話をしたときのこと。
彼女はこう言った。

「何も希望がない。やりたいことも、好きなこともない。ただ生きてるだけ。結婚にも興味ないし、欲しいものも特にない。私たちの同世代は、そんな子ばかりです。」

その言葉に、胸がぎゅっとなった。
でも、僕は毎回、彼女の話をちゃんと聞いて、少しだけ世の中や自分の話をするようにしている。

最近、その子が少しずつ素直になってきた気がする。
それが、なんだかとても嬉しい。

希望が見えない時期って、誰にでもある。
でも、誰かがそばで話を聞いてくれるだけで、心の中に小さな光が灯ることもある。
その光が、やがて道を照らしてくれるかもしれない。
でも若い子たちが夢を持てない社会なんだ、、って思うと悲しくなる。
それを作ったのは僕たち大人なのだか、
そして僕もそうだった何のために生まれたんだろ、、、って
思っていた子供時代だったから、、、

彼女の中に、そんな小さな光が芽生え始めているのなら、僕はそれだけで十分だと思う。

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